3月も桜も終わり、まもなく新学期である

先般、シンク脇の空きスペースに設置していた食洗機が壊れたので(10年、もったようだ)、電機店に行ったら、かなりサイズの大きな食洗機しかなかった。シンクにまで食洗機がはみ出すのは鬱陶しいし、食器洗いが料理に優先するようでバランスが悪く、どうしたものかと周りに相談したところ、食器ラックで充分だと、2人が言う。食器を洗ってラックに立てかけておけば、余計な水がシンクに流れ、綺麗に乾いているとのこと。ネットで買ったら、本当にその通り。嵩張る買い物をせずに、救われた。教訓その1.先入観はダメ、その2.なんでも人に相談をすること。

同じく、8年ほど前自宅に購入した32インチテレビを40インチに買い換えるべく、電機店に行ったら、新旧価格はほぼ同じだった。こういうのはうんと安くなるなあ。40インチにする理由は、4Kとネットフリックスだったが、4Kは時々見るものの、ネットフリックスは未だに契約していない。面白そうな海外番組がたくさんあり、嵌まるとずっと見続けそうで、怖い。同じ時間を使うのなら、映像ではなく活字を読まなくちゃとの思いもある。もとの32インチは事務所に運び、事務所の24インチはまだ2年程度なので、友人に持って帰ってもらった。壊れていないのを捨てるのは、しのびがたい。

その4Kで見たのか定かではないが、「極道の妻たちパート3」をちらっと、見た。前にも見た記憶はある。三田佳子主演(シリーズの主役は岩下志麻が多い)で、彼女の美しさ、着物の豪華さといったら、ため息が出るほどだ。1986年制作で、当時47歳位。萩原健一(ショーケン)の色気のあることといったら。成田三樹夫の存在感も唯一無二だ(撮影時まだ50歳だったとは思えない)。ショーケンも成田も亡い。ちなみに、いわゆる暴力団対策法が出来たのはこの制作の5年後のことである。

役者はともかく、ストーリーはかなりいい加減である。山口組を思わせる広域暴力団坂西組の組長(丹波哲郎)が亡くなり、その妻葉月(三田)は、組の後継者を、寺田(成田)ではなく、好きな赤松(ショーケン)にしたい。当初自分は組から足を洗い、すべてを寺田に任せる振りをしておいて、「夫の遺言書が出てきた。赤松を後継にと書いてある」と、テキトーなことを寺田に告げる(弁護士から遺言書を見るようにと言われながら、見ていないのだ)。そうなると当然、寺田は赤松を狙うだろう(現に赤松は狙撃されて、死ぬ)。弁護士立ち合いの下、遺言書が開示され、そこには「後継は寺田に」と明確に書かれてあった。その遺言書を、葉月は「今では事情が違います」と即座に破り捨て、「私が後継になりました」と名乗る場面で、映画は終わる。しかし、こんな嘘つきでいい加減な女に、一体誰がついてくるだろうか。寺田はじめ全員が、そっぽを向くだろう。ばかばかしい…。

自筆証書遺言は家裁の検認を受けなければならないが(1004条)、保管者である弁護士はうちうちのメンバーで開封している。いわゆる相続の話ではなく組の継承の話なのだから、違うということなのかもしれない(家裁なんて出てきたら、話がかったるくなるし(笑))。891条5号は、相続人の欠格事由として「相続に関する遺言書を破棄した者」を挙げるが、これも遺言書の文言は、全財産の管理はすべて妻に任せるであって、相続させる、ではないから、違うと言い抜けをするのかもしれない。刑法上も私用文書毀棄罪(259条)ないし器物毀棄罪(261条)に該当すると思われるが、これらは親告罪で被害者の告訴が必要なところ、被害者である組長は死んで、その相続人は妻だから、成り立たないということかもしれない。となると、法的にはクリアしているということで、一応は詰めた結果なのかもしれないが、ストーリー自体の無理さはいかんともしがたい。

昨年度は対面授業ではなくオンライン授業だったが、今年度は対面授業となる。学生にとって本来の姿になるが、通勤時間がないことに慣れた身にとっては、またまた慣れるまでに時間がかかるかもしれない。とにかく、健康第一。感染対策はもとより、すべてのことに気をつけて、日々を過ごしたいと思っている。

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