もう11月である–

長い間ブログを書いていないなと感じていたら、やっぱりすでに1ヶ月が経っていた。

このところ中高の同窓会が結構な数、ある。地元でやるのなら場所は明石(近辺)なのだが、東京在住の同窓生によるまた別の会があるのだ。この種の会は別用が入ってない限り行くことにしているので(御縁があって知り合った人たちである)、その結果、よく出ていることになる。一昨日3日は、5年ぶりの明石高校学年会が舞子であり(元450人中100人以上出席)、16日は東京の明石高校会(全学年)が神戸大学同窓クラブ(帝劇地下2階)で催される。出席者はそれぞれに満足した生活を送っているはずだし、元気だからこそ出てくることができる。人はだんだん欠けていくので、今会えることを大事にしなければならないと思うのだ。次はまた5年後!いえ、上京をされるときは是非連絡下さい。困ったことがあればもちろん相談に応じますよ。御縁ですから。

このところの私的な大事件は、ガラ携をようやくスマホに変えたことかもしれない。勇を奮って近くのドコモショップに行き、結局、勧められるままに最新の薄型を手に入れた。以来明日でまだ10日。まさに右往左往しながら、電話をして受け、メールとショートメールを打ち、また、調べ物をしている。習うより慣れろ、そのうちに慣れるはずだ。振り返って初めて携帯を持った(持たされた)のが21年余前、検事を辞めて国会議員になる時だった。以来、携帯メールをやるようになり、外で手軽にネット検索も出来るようになった。必要なことはそれで足りていたのだが、だんだんとネットがガラ携では見れなくなってきたのだ(いずれガラ携は終わるらしい)。家ではタブレットを使っているのだが、英語を調べるのも(死んだ)英語辞書よりネットのほうがうんと(生きた)言葉が載り、実際の用法用例も載っていて、使い勝手がよいのが決め手になった。

昨日、ドコモショップでの無料教室に初めて行ってみたが、10人の受講生のほとんどは男女の高齢者で、ほぼ初心者のようだった。教えるスタッフも大変だなと感じたが、1時間で終了した頃には、何人かが次の予約をしていたようである。実際、どれほどの人が本当にスマホを必要としているのだろうか。本当のところは身近な人に電話さえ出来ればよいのではないか。メールをする人であればそれにメール機能が必要なくらいで、一体どれほどの人に検索機能が必要なのだろうか。仕事に出るわけでもなければ、家にパソコンがあれば、メールも検索も足りるであろう。文明の利器というか業者の都合に振り回されている感が拭えない。

人はおそらく、もっとずっとシンプルに暮らせるはずである。スマホになったくらいはもう仕方がないとして、地に足をつけて、ゆっくりじっくり過ごしていかなければ、すぐに1年が経ってしまう。

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