『元夫から養育費が支払われません』

自由民主党月刊女性誌「りぶる1月号」

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とにかく皇室には失望です

どうせきっと諦めはしないのだろうと思っていたが、眞子さんの、この結婚は「生きていくために必要な選択」とのメッセージは強烈過ぎた。国民たち、あなたらに関係ないでしょ、これは私自身のこと、私がしたいようにするわよ。邪魔しないでよ。まあ、そういうことだ。しかし、生きていくために必要なことはまずはお金だし、無職の男との結婚などそもそもありえないのだが、どうやらお金など勝手に湧いてくるものと思っておられるようだ。立派な躾の賜であろう。

このブログで「眞子」と検索したら、4回も書いていた。もちろん小室との婚約騒動が起こってからのことである。普通の親ならば、普通の家庭ならば、決して認めない結婚である。これは例の、400万円の支払い云々といったレベルの話ではない。それに見える、母子ともどもに他人を利用し、徹底的にたかって恥じない姿勢、そのうえ父と祖父母は自殺していて、これは母親が追い込んだ可能性が高いのである! 結果祖父の遺産を孫は代襲相続し(代理人として、その筋の人を使ったとも言われている)、人としての情を完全に欠くが故、墓参りにも一度も行った形跡がないという。当然ながら亡父親戚とは一切の縁が切れている。

付き合う男たちに金をせびり(後妻業?)、メールで、「遺族年金が入らなくなるので私と婚約していることは秘密にしていてください」(遺族年金詐欺だろう)、「生命保険にはいくら入っていますか? (500万円とは)少ないですね。受取人は(娘さんから)私に変えてください」(それは自分が受け取れる状況にするということですね? 恐ろしすぎる)といった風に、犯罪レベルなのである。皇室の、しかも天皇の近い縁戚に、こういう母子が入ってきて、いいのですか? いいはずがないのだ。

そもそも娘の選択を尊重するとばかり、連れて来られた相手の身元も一切調べず、付き合いを認めてきたこと自体が信じられないことなのだが(自由と規律、権利と義務は表裏一体関係にあるのだが、そんなことも教えられていないのですね?)、婚約内定記者会見後に文春砲で様々なことが露わになってもなお、眞子さんは決して諦めず(本当に、親友とかいないのですねえ。真っ当な親友がいれば、こんな人止めなさいと言ってくれるはずですが)、親も止められず(真剣に止めようとしたのか?)、皇室の主要なメンバーたちもまるで我関せずのようである。ただでさえメンバーがいなくて存続の危機なのに、なぜ誰も命がけで止めないのだろうか。情けなさすぎる。

秋篠宮の会見は聞いていない。この結婚を認めることの理由として、憲法24条、つまり「婚姻は両性の合意のみに基づいて成立する」を3度も引用したと知ったときは、ただ恥ずかしかった。そんな馬鹿なことを、一体誰が教えたのか? 憲法はそもそも私人間に直接に適用されるものではない。民法や労働法などその他、下位規範である数多の法律を通して具現化されるものなのだ。憲法は為政者を縛る規範。法を作り、執行し適用する、立法・行政・司法に対する規範なのである。

まして、第1章「天皇」(1?8条)、第2章「戦争の放棄」(9条)、と来て第3章「国民の権利及び義務」(10?40条)と続く(第4章以降は国会、内閣、司法…と統治機構である)。天皇及びそれを支える皇族方には皇室典範がある。皇族に「選挙権」(15条)がありますか?「居住移転、職業選択の自由」(22条)がありますか?「納税の義務」(30条)がありますか? あるはずがない。これらはすべて「国民」(国籍法でその要件は定められる、10条)を対象とするものなのだ。憲法24条の定めにより、親である自分は結婚に反対出来ないって?! 馬鹿げている。では、子供の結婚に反対する親はすべからく憲法違反であって、それが故に子供の幸せを願う親としての責務は放棄してもなお、反対出来ないということになるのか。親に結婚を反対された子供が以後、それは憲法24条違反です!と抵抗するという、漫画のような事態が起こるのだろうか。

この秋篠宮発言に正面切って反対している人はあまりいないようで、そのことにまたびっくりする。唯一、伊吹元衆院議長が異論を唱えられたのが広く報道されたが、それは派閥(二階派)の定例会合の冒頭挨拶(たぶん)の際であった。皇室を悪く言うことはタブーなのか!? そして、そのうちに、問題の小室らもこのタブーに触れることになって、みな何も言えなくなるのだろうか。

イギリスのように直近の王位継承者だけでもたくさんいるのならば、1人や2人、脱落する人があってもいいだろう(ヘンリー王子が悪妻メーガンに引きずられて王室を離脱したが)。しかし日本の皇室は、そうでなくてもメンバーがおらず、今回の件も海外ではそちらに重点を置いて報道されているようである。故に女子にもいずれ皇位継承させねばならなくなるだろうが、皇嗣殿下に就任された秋篠宮が天皇に即位すれば、順序として(もちろん皇室典範の定め方次第だが)愛子さんより眞子・佳子さんのほうが順位が高くなるかもしれないのである。眞子天皇も圭殿下も止めてほしい、そうなるくらいなら、天皇制がなくなるほうがよほどましだとさえ思える。

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官邸対検察、に思うこと

月曜、この数年間(賀状以外は)音沙汰のない人から、突然電話があった。面倒なことが起きて私に頼みたいとのこと、今いろいろと忙しく手が空いてないので、申し訳ないのだがとお断りした。4月来どうなることかと思った大学のほうは、当初手探り状態だったオンライン授業を今月終え、来年早々の試験問題も昨日作った。今年の執務もあと来週1週間を残すばかり…。どうぞ平和に終わりますように。

さて、例の黒川検事長違法定年延長問題。渦中の本人が5月のコロナ自粛の中、親しい記者を巻き込んで賭け麻雀に興じていたことが文春に報じられて、急転直下のアウト!になったことは未だ記憶に新しい。まるで何事もなかったかのように、稲田総長は予定通りの時期に退任し、意中の林さんが後任の総長に就任した。これら一連の経緯について、検察に詳しいとされる某記者が書き下ろした本が出版されたことは知っていたが、買ってまで読む気はなく、そうしたところに知人が送ってくれたので、一読した。

黒川・林とたまたま検察同期(35期)である私の名前が登場するのは仕方がない。だが、この2月、サンデー毎日取材で、検察庁法(=特別法)に定められた検察官の定年を、国家公務員法(=一般法)を根拠に延長するのは「違法」として、私があえて実名取材に応じたのは、ただ違法であるが故であった。別に黒川が悪いとか稲田がいいとか言う、個別の問題でないのは当然のことである。それを「稲田さんが定年になる来年までやれば黒川総長は吹っ飛ぶ」といった一部の台詞を切り取り、稲田さんにエールを送ったとするのは(そして、本当に定年まで頑張ろうと考えた?)、いくらなんでも勝手な解釈過ぎるであろう(取材した記者自身がびっくりして、その旨私に知らせてきたくらいである)。ことが違法でさえなければ、黒川総長が誕生して何の問題もないことである。

そもそも組織というものは、誰がトップになってもつつがなく続くものである。もしそうでない組織があるとすれば、それは組織として脆弱である。検察もまたしかり。何も検察ひとり特別なことなど、ありはしない。そもそも大体2年毎に検事総長は変わる。それが誰か、でそれほど変わるとすれば、組織として一貫性がなさすぎるのだが、政治家の汚職を摘発できる特殊な立場故であろう、個別の検事の特性に注目しすぎた報道がよく見られ、疑念を感じている(周囲の検事たちも同じ意見である)。

この一連の経緯について、疑問は未だにいくつかある。経緯がどうあれ、トップである稲田さんが黒川の違法な定年延長を止めなかった(止められなかった?)以上、その責任は取るべきではないのかということが一つ。また、文春砲がなかったら、黒川の定年は今年8月まで延びていたのだから、稲田さんが林さんに譲ろうとしても(林さんは7月で63歳の定年になる)官邸の不承諾は明白であり、官邸に屈しはできないと稲田さんが考えるのであれば、定年まで居座る(少なくとも黒川の定年延長終期をやり過ごす)ことしか出来なかっただろうし、事実その腹だったのではないかということが次にある。本当に、どうする気だったのだろうか…。個人的には、大いにケチがついた35期はこの際飛ばして、36期に総長のバトンを継がせれば空気は刷新されただろうし、そう思っていた人は結構いると思う。

検察人事に官邸が介入することは、やはり慎むべきだと思っている。政界に有利な検察人事であると世間に思われるだけで、検察の信頼性は揺らぐのである。そして、この介入をきっかけに、何にでも介入できるし介入すべきだとの姿勢が一貫し、世間を騒がせた日本学術会議任命拒否問題も起きたのではないかと思っている。権力は抑制的に行使されなければならない。強い権力ほどそのことを自覚しなければならない。

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カール・ベンクス夫妻に見る、丁寧な生き方

とある週末、なにげにテレビをつけていて、引き込まれた。古民家、田舎の風景、そこに人の輪がある…竹所集落…ネットで調べたら、新潟県十日町である! 日本一の豪雪地帯だ。たまたま新潟の県会議員とは国会議員時代から何人か今も親しくしていて、十日町出身の県議もその一人。雪祭りにも招かれて行ったことがあるが、なにせ寒いのが苦手なので、それっきりになった。

カール・ベンクスさん(78歳)はドイツ出身。大戦で、父親はカールさんが生まれる前に亡くなったが、家には桂離宮の美を世界に知らしめた建築家ブルーノ・タウトの本があり、浮世絵もあって、日本に関心があり、最初柔道、次にパリに行って空手を習う。日大空手部に来るべく20代半ばで初来日、以来日本とドイツを拠点に建築の仕事をしている。アルゼンチン出身でルフトハンザ航空の客室乗務員をしていたクリスティーナ夫人とは日本で出会って、31歳の時に結婚。50歳を過ぎたとき、お米に買いに行く知人と一緒に新潟に来て、たまたまこの集落を知る。捨てられた古民家に一目惚れ、その日のうちにオーナーに連絡をしたら、思いもかけず土地込みで「100万円」という安値を提示される。即決購入。

妻は怒った。自分に相談もなく。だが、車で連れて行かれて、景色の美しさに…息を呑んだ。「(英語で)なんと美しい…こんなに美しい所は世界のどこにもない」。棚田の美しさは有名だが、それと共通するであろう静謐な、日本画のような光景だ。カールさんは、購入した古民家を自ら再生させる。木はできるだけそのまま利用し、二重サッシ窓や床暖房はドイツ仕様を取り入れて、住む利便を追求する。和洋折衷のカラフルな外見以上に、天井の高い、梁をそのまま利用した、家の中身は素晴らしい。

夫妻がやって来るまで、雪深い集落は存亡の危機にあった。だが今や、他から移ってくる家族もあり、コミュニティが出来て、新生児も誕生している。集落内ばかりか、新潟ばかりか、あちこちの古民家をカールさんは再生させ、それがすでに60軒近くになり、目標は100軒。町興しの業績を評価され、夫妻は内閣総理大臣賞を受賞した。本当に、知的で穏やかな夫妻である。

広いキッチンで、奥様は、庭で採れ、また近所の人たちが持って来てくれる旬の野菜を使って料理する。画面越しにも伝わる、いかにも美味しそうな野菜を頬張って、満面の笑みを浮かべるカールさん。素敵な表情だ。「(日本語で)…高級な料理ではないのでしょうが、…でもこれが高級な料理なんですよね」。そう、取れたての旬の野菜、それを使ったシンプルな皿こそが一級品の料理である。25年住んだ今も、奥様は、天気の悪い日以外は夕方1時間、外に出て景色を眺めているという。ゆったり時間が流れ、生活の手抜きをしない、そうした丁寧な日々こそが、高級な人生なのだと思う。いいなあ、こういう生活…。

思い出したのはベニシアさん。京都大野の古民家に住み、家の庭で作るハーブを使っていろいろな料理を作り、その日々の生活を本にしたベニシアさん。彼女が登場する番組に、かつてずいぶん嵌まっていた。自身の美しい朗読もあり、ゆったりと時が流れていく。イギリス貴族の出身だがインドに渡り、来日して、今は再婚した日本人男性と暮らしている(はずだ)。息子さんもいる。最近は体調が悪いとかで番組の放映もないが、今も変わらず住んでいるとすれば、彼女もまた四半世紀をその古民家で過ごしていることになる。

かつてエコノミックアニマルという言葉があった。忙しい忙しい、食事を取る時間もないなどと言う人が今でもいるが、そう言いながら、悲しいというより、なんだか得意そうに見えることがある。それだけ仕事があって、人から頼りにされ、お金も儲けているということだろうか? だが、たった一度きりの人生、そんな生活は御免被りたいものである。ずいぶん前テレビで、仕手筋で有名な某氏が登場し、スタジオの視聴者に、「皆さん、僕のこと、嫌いでしょう」と言ったことがある。彼は頷きながら続けた、「それは僕が成功して、お金を儲けているからだと思いますよ」! あんまり唖然としたので、その光景が記憶にこびりついてしまった。最高学府を出ているはずだが、知性とか教養とかいったものは、どうやら大学では養われないようである。

竹所には、埼玉の姉妹が週末来訪して営む、古民家喫茶があるとのこと。冬の間は閉店なので、春になったら、県議の知人を訪ねがてら是非訪れたいと思っている。

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『亡夫の甥に遺産を相続させたいのですが・・・』

自由民主党月刊女性誌「りぶる12月号」

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