シルバーウィークも今日で終わり…

 当初は東京を離れる予定だったのだが、諸般の事情で?変更。フルに東京にいる。土日は所要があって出ていたが、ずっと雨で寒かった。月(21日)はやはり一日雨で(台風でひどい目に遭った所も多かったことだろう)、家にいた。午後はテレビで大相撲観戦とプロ野球観戦。読書も出来た。昨日(22日)も基本的に家にいて、相も変わらず大相撲観戦とプロ野球観戦。そして読書。自炊はもちろんして、私としてはこれがとても幸せな一日の過ごし方である。そして今日は朝から事務所に出ている。雨がパラパラしてきて、外は寒そうだ。念のため傘を持ってきて良かった。近頃は外出に傘を外せない。

 しかしなんで、お盆休みのあった8月に続いて、9月に5日もの連休があるのだ…と調べて分かった。土日は通常の土日である。21日は敬老の日。うん? もとは9月15日だったのを第三月曜に変えたからだそうだ。今日23日は秋分の日。これは天文観測によるので、春分の日と同様、特定の日があるわけではないが、例年9月22日~24日になるらしい(たしかにその頃だという頭はある)。じゃ、昨日22日は? 祝日と祝日の間を休日にするとかいう短い法律があった。あれは5月3日と5日の間の4日を休日にするために出来たのだとばかり思っていたが、別の所にも使われていたのである! 祝日が日曜に当たると月曜は振替休日になるし、そもそももともと日本は祝日の多い国だし、全体的に休みすぎだよと言いたくもなる。

 毎日、新聞にたくさんの公告が入っている。時計の公告が多く、高級時計は窃盗や詐欺の対象になるくらいで、欲しい人が多いのだろうなと感じる。でも服と違って毎日着替える必要もなく、ある程度の高級時計を1つ、せいぜい2つ持っていれば足りるのではないかなあと不思議にも思う。少なくとも私は何の食指も動かない。かつてはファッション命というくらい好きだったが、アルマーニもマックスマーラも着すぎたし、コロナ禍を経て着るものが完全にカジュアル化したので、手頃な物が適宜あれば十分になった。エルメスやケリーのバッグが欲しい、シャネルのスーツが欲しいなどは昔から思ったことがない。10年以上着物に嵌まっていて、結果、大金を投資したが、一通り何でも揃ってしまったので、興味が霧散してしまった。宝飾品もオーダーして作ってもらったことがあったなど嘘のように、興味がなくなっている。食べる物もどこのフレンチ、どこのお寿司、懐石といったこともなく、体に良い物を適量食べたいし、それには自炊が一番である。どこかに行きたいとかも全く思わず、家で静かに過ごせることが一番幸せなのだ。何が欲しい、何かしたい、との欲求がありながら経済的な理由などから叶わないのであれば、それは大変なストレスであろうと思う。

 公告といえば、不動産の広告も非常に多い。買うつもりは全くないので、参考程度に見ているが、東京中心部のマンションがあまりに高くて、びっくりする。億マンションといえばかつては豪邸のイメージだったが、50㎡中古マンションでそれくらいの値段なのだ! 普通の人の生涯収入は2億円程度のはずである(500万円×40年)。それも税金や社会保障費込みだし、生活費や子供の教育費などが要るのだから、かつかつである。老後2000万円問題をクリア出来る人がごく一部だというのに、なぜ住居に1億円を出せますか? しかもローンを組むのだから実際に払うのは何千万か増えるでしょう? 35年ではきついといって今は50年ローンを組む人が増えたというけれど、30歳で購入して50年後には80歳。働いてもいないはずで、どうやって払えるというのだろうか。そもそも大事な一生、その住居のためだけに働くのですか? マンションであれ一軒家であれ、20年も経てば傷んできて、リフォーム代が要るようになりますよ。買えば固定資産税が要るし、マンションの場合はさらに管理費・修繕積立金が毎月出ていくし、しかもそれは値上がりしていきますよ。と、相談をされれば私は明確にそう答えているけれど、聞いてくれない人も多い。

 結局それは「その人の欲求(価値観)」なのであろう。自分の家を持っているということがステータスなのだとすれば、私など、なんで買えるのに買わないの? 賃貸料をずっと払い続けるのであれば買えるし、勿体ないじゃない、ということなのだろう。家に払うのは使用料であり、所有ではないと私は思っている。自分の生活スタイルに合わせて家は住み替えられるのが一番だし、最後には施設に住むことになるかもしれない。かたつむりのように家を引きずるのではなく、どこにでも住めるよう身軽であることが一番である。とはいえ今はまだ大量の着物や服飾があり、ピアノも2台あって、物は溢れているのだが。

 若い頃、年を取ったら何をしたいかと考えたことがある。一つはお寺に入る。物欲から完全に解き放たれて質素な暮らしをする…に憧れたが、きつい修行は若い時じゃないと出来ないなあと分かるようになった。まさかお寺で寝っ転がって本を読んでいていいはずはないし(笑)。あと一つは小料理屋の女将さん。これも年を取ったら毎日しんどいなあと分かるようになった。どれも若い時に憧れた話である。価値観も経年変化する。

 

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