阿部監督「事件」及び皇室典範改正について、いくつかの追加訂正です。

 阿部監督事件は、児童相談所と警察の先走り?のように感じていたが、どうやらそれは違って、娘自身が父親の刑事処罰を望んだらしい。18歳の被害者が被害届を出す意思表示をすれば、警察としては被疑者がそのまま家にいれば「証拠隠滅のおそれあり」として逮捕をするのはやむをえなかったろう。娘の弁護士が娘の手紙とやらを読み上げ、「これは私の意思で書いています。…父とは仲が良く、こんなことは初めてでした。…警察に父が連行されて私は泣き崩れました」と、さも娘の意思に沿うことなく警察が越権行為をしたように述べていたが、事実とは異なったのである。阿部家の断絶は、一般人の我々が想像するより遙かに深いのであろう。もちろん真実は当人らにしか分からない。

 阿部氏本人にしてみれば、こんなことで急遽監督を辞任し、長い将来を一瞬にして棒に振ったことは情けない限りであろう。復帰を願う署名活動も行われ、ネットを通して10万件以上に達したらしいが、それも終了したという。阿部監督後監督代行に就任した橋上氏の下、巨人は交流戦を一転、見事に戦い、セリーグトップの成績を挙げている。たまさかテレビに映るベンチの皆々はとても明るく、阿部監督時代とは完全に別の様相である。阿部監督は強権的で、おかしな人事や采配が多く、求心力があるようには思えなかった。阿部さんに戻ってきてもらいたいと思っている選手はほぼいないのではないか。巨人ファンはチームが勝ってくれれば、それで良い。巨人で活躍したスター選手でなくても、構わないのではないか。橋上さんの後は旧来のやり方に戻るかもしれないが。

 今回の皇室典範改正では、女性・女流天皇容認には踏み込まないが、踏み込むとした場合、重大なことを私は見落としていた。愛子さんか悠仁さんか、との選択に世間は注目しているが、女性天皇を認める場合、皇位継承順は①愛子さん、②佳子さん、③悠仁さん、になるのである。愛子さんが子孫を残せば皇位はそれに繋がり、もし子孫が出来なければ皇位は傍系に移り、長幼の順で次は佳子さんである。佳子さんがその時点で結婚して自らの意思で皇族を離れていれば継承権はないが、皇族に残っていれば佳子さんが天皇で、その夫も当然のように皇族となり、その子孫が天皇となる。悠仁さんは佳子さんの次。女性天皇を認めるとなれば、とりあえずは愛子さんが天皇となるが、そのあとが続かなければやはり皇位は傍系に移るということを、その場合、長幼の順で佳子さんのほうが悠仁さんより上位にあるということを、ついうっかりしていた。

 今、両陛下はオランダにいて、国王夫妻とFIFAワールドカップ観戦を楽しまれたという。強豪国オランダに日本が勝てるとは思わなかったが、2対2の引き分けとなった。オランダの王妃はアルゼンチン出身であり、アメリカで互いに知り合った。父親がヒトラー政権と関係の深かった閣僚であったことから、国民が大反対をし、王妃は結婚の条件として実家と縁を絶った。生まれたのは女ばかり3人。長女が王位を継承する。結婚する夫には公爵といった地位を与えるのであろう。両陛下はベルギーも訪れるが、ベルギー王妃は平民ではなく貴族出身であり、大変に品の良い方である。子供が4人いて男子もいるが、一番上の王女が王位を継ぐ。ハーバード大を卒業した才媛であり、これまた品のいい美人である。どの国の王室ももはや男女を問うことはなくなっている。

 

 

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