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ファッション

2003.10.24.

1.初秋に撮られた写真を見て、ぎょっとした。お腹をつきだして立っている写真がある! 姿勢の良さを常に誉められ、誇りにもしている私なのに。

 しかし振り返れば、20代の頃、時にそんな格好をしていて注意をされたことがある。もちろん楽だからだ。でもまさか、カメラを向けられてもまだ気を抜いているなんて。加えて、後ろから撮られていた写真で、前屈みになっているのまである!

 以後、努めて姿勢を保つようにしている。胸を張り、お腹に力を入れて。家にひとりでいるときでさえ気を抜かない。こうしたことはまさに毎日の積み重ねなのである。

 食べかつ飲み、運動もしないのに、20年来体重は変わらず、体型もそれほど変わらない。ダイエットの必要がないなんて、最高の幸せだね、とよく言われ、だんだん私自身もそう思うようになった。年を取るほどに食べる喜びの比重が増すからだ。

 秘訣をよく尋ねられるが、その第一は、良い姿勢、正しい歩き方を保つことだと思う。それが先日、目に留まったダイエット記事で裏付けされた。正しい姿勢を保つには筋肉を正しく使わねばならない。だから贅肉がつかないのだと。周囲には猫背の人が多く、注意をしてあげるとそのときにはぴしっとするのだが、次第に元に戻ってしまう。私には何ということはないが、背中をぴしっとさせるにはそれだけ筋力が要るということだろう。

 姿勢の良さは、高校生の時に習った声楽のお陰である。まずさせられたことが姿勢を直すこと。胸をぴしっと張り、お腹に力を入れる。そして腹式呼吸をする。声楽はうまくならず、今でも歌うのは好きではないが、良い姿勢作りは最大の財産になった。

 他に、体型維持の秘訣は、
 ?@ 間食をしない。
 太った人はやはりよく食べる。決まった食事時間にたくさん食べるのはいいけれど、のべつまくなしに食べれば、太って当たり前だ。

 ?A 油っぽいものはできるだけ控え、粗食にする。
 スナック菓子や油物はもともとあまり好きではないが、外食が多くなりがち、でたまに家で食べるときには野菜、わかめ、納豆など、いわゆる健康食を心がけている。自分の体が欲しがるものに素直に耳を澄まし、それを作って食べるのが体には一番いい。

 ?B 毎朝体重計に乗る。
 前夜の食べ過ぎ飲み過ぎで体重が増えていればぎょっとし、自動的に食欲が抑制される。もっともこれはファッションが大好きで体型を気にかけていればこその威力だろうけれど。

 ?C前向きに生きること。                                                       外見を素敵に保てるのは内面が生き生きしているからだ。いつも恋する気分でいること。私なんて「どうせ」誰も相手にしてくれないし、もういいのよ、女は降りたから、なんて思っている人は実際つまらないし、誰も相手にしてくれない。あるいは私は見た目にはとらわれない、内面重視だから、なんていうのもおかしい。人間はまずは見た目、それで勝負しなくては。

2.この秋の、私にとっての一大事件は、化粧に目覚めたことである! 厚化粧などし なくても化粧でずいぶん変わることを発見した。

 ずっと、化粧にはほとんど関心がなかった。素顔が一番。家にいるときには口紅さえつけない。ただ、生まれ持ったたった1つの顔、それをちょっとしたことで変えられるというのはこんなにも楽しいことだったのだ。
 17年間ずっと長かった髪を、思い切ってショートにしたのが3年前。しばらくして、有名化粧ブランド店に行き、勧められるまま少し化粧をするようになった。アイシャドーの2色使い、濃色の口紅、綺麗な眉毛書き、自然色の頬紅。幸い肌状態はいいのでファウンデーションは不要とのこと……所要わずかに5分である。

 この夏、たまたまデパートで配られた化粧品のパンフをざっと見ていて、ふと目に留まる「顔」があった。派手な色使いが多い中、目元は自然色、唇は薄いピンク色……自然で粋な印象だ。ブランド名が自然に頭に入った。1ヶ月後、たまたまその店の前を通りかかり、思い切って入ってみた。自然な化粧法はモード系というらしい。出来上がった顔を見たときにはよく分からなかったが、家に帰ってじっくり鏡を見て、ちょっとびっくりした。これはもしかして別人ではないか……! 

 以後、会う人毎、といえば大げさだが、よく驚かれる。はては、整形したの? いいえ、アイラインを初めて使っただけなのだけど。
 新しい化粧法にもすぐに慣れ、所要10分とはかからない。何でもそうだが、あまり時間がかかるものは続かない。

 しかし、人生とは実に楽しいものである。いつでも新しい発見があるからだ。
 これまでずっと化粧に興味がなくて勿体なかったとも思うが、だからこそこれからが楽しめるというものだ。お肌が老化し始めるときに化粧が始められ、かえって良かったのではないか。

 先日、山手線で隣り合わせた若い男の視線の先を見てぎょっとした。伸ばした爪に真っ赤なマニュキア、それをうっとり眺めているのだ。再び顔から足元まで見直し、やはり男であることを確認した。電車の中で一心不乱に化粧をする若い女性をもう当たり前になったが、でもせっかく肌が綺麗なときにそんなに塗っていたら、肌も弱るし、第一、年を取ったときにどうするの? 人生は長いのだ。楽しみは先に取っておかなくちゃ。なんて思うのはよけいなお世話というものだろうか。

3.結局、服を着こなすためのベスト体型は、背が高く、手足が長く、頭が小さいこと なのだ。生まれついた体型は変えられないが、より近づくことはできる。私の課題は「頭を小さくすること」。
 そのため髪を小さくすることにした。薄毛に悩む女性も多いというのに、幸い私には髪がたっぷり。そのままだとヘルメットのようになるから、この秋、大胆に髪を梳いて半分位の量に減らし、かつ濡れているうちにムースやワックスをつけて膨れないようにした。これで頭身が少しだけ理想に近づいた。何でも工夫次第だ。美容師任せはダメで、やはり自分の演出法は自分で考えなければならない(芸能人でスタイリストがつく人はいいのだろうけれど)。

4.とくに最近のモードはほっそり系。パットも使わず、体に沿ったラインを強調する。 となると頭が小さくないとバランスが悪い。
 人は変わらないのに、着る服ですらっと見えるときもあれば、太って見えることもある。せっかくだから、よりすらっと見える服を着、すっきり見える髪にしないと損である。
 昨年来、私の愛用はジョルジョ・アルマーニ(伊)。パリ出張の際出会って以後、まさに私のお気に入りブランド、まさに勝負服なのだ。ちょっと高いが、それだけの値打ちは十分にある。2着を1着にしても、あるいは3着を1着にしても、いい物を着たほうがずっといい。他に愛用は、イナバヨシエ(日)、ジョルジュ・レッシュ(仏)、最近ではTo be Chic(日本)といったところ。

 その日何を着るか。まずは基本のスーツを選び、それにインナーを合わせるのが普通だが、その際考慮するのは以下のポイントだ。

?@ 気温・天候 
  前日かその日の朝には必ずチェック。出張の際は当然その地のものを。寒暖の差 が激しいときには調節可能なよう工夫すること。

?A TPO
  挨拶・講演、委員会質疑、選挙応援のときには目立つ原色を着ていたが、最近は 全体にシック系が多い。昨年来膝丈が多いが、長時間座るときにはロングやニット が重宝する。

?B 色の統一
  靴の色はスーツ(あるいは鞄)と合わせる。ベルトは靴と同色。すべての色を併 せて3色まで。その意味でも無地のスーツが無難だ。年を取るほどプリント柄の人 が多くなるのはなぜか、未だによく分からない。

?C 引き算
  化粧もアクセサリーも控え目に。
  昼間はイヤリングをつけず、指輪は必ずするため、指輪+ブローチ(あるいはネ ックレス)のみ。このペアを同じ素材で揃えておけばセンスがいいし、迷うことも ない。真珠、金、プラチナ、琥珀、鼈甲、アメジスト、その他。
  スカーフはそれでもなお何か足りないときにするだけ(買ったり頂いたり、たく さん持っているのでとても残念なのだが)。ただ秋冬はショールやストール類は防 寒のうえに色のアクセントにもなって重宝する。

?D 着回し
  同じスーツを着るときでも最低インナーかアクセサリーは替えている。
  スーツのスカートを黒に替える手はよく使う。たまにスーツ同士を交換したり、 といった組合せを考えるのはとても楽しいが、想像では合っても実際着てみると合 わないこともままあり、朝慌てないよう前もって試しておくのがお勧めだ。

?E 記録
  何を着たか、記録している。集まる人が同じ会合にたまたま同じ服で行ってはつ まらないので。迷うときは昨年の今頃何を着ていたのか調べたり、とても重宝だ。

 実はオフの服は従来ずっと手薄で、オンの服がくたびれて卸していたり、あるいはユニクロなどで買ったりして間に合わせていたが、オンとオフは本来別物であるとようやく認識するようになった。家にいるとき、あるいはちょっと外に出るときに別のお洒落をすることで人生がより楽しめるはず。これが私のお洒落のこれからの課題でもある。

2003

 


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